未熟児(低出生体重児)を出産して②

こんにちは。

前回に引き続き、第一子を出産したときのことについて書いていきたいと思います。

妊娠中はきちんと定期健診を受け、ちょっとでもおかしいと思うことがあればかかりつけの産科に相談しましょう。

!注意!

常位胎盤早期剥離になったナイーブな内容であること、またこの記事を読むことを想定される人の中には産前産後で気持ちが揺らぎやすい人もいると思います。

どうか、無理して読み進めることのないよう、また読み終えてつらいお気持ちになってしまった場合は、お近くのサポートしてくれる人を頼るようにお願い致します。

当時の気持ちや症状など書いてありますが、あくまで私の経験ですので、すべての人に当てはまるとは限らないことをご了承ください。

帝王切開直後

帝王切開をしたあと、部屋にいることがわかり、夫がわたしの右側に立っていました。

夫が実家に連絡をしてくれていて、両親ときょうだいがベッドの足のほうでそろっていました。

仕事中に連絡がいったのであろうこと、遠くから来てくれたことがわかったので、第一声にわびました。

不思議と、「当たり前」に意識が戻り、「当たり前」に家族と話していました。

振り返って冷静になってみると、本当に迅速に対応いただいたからこそこの「当たり前」があったのでとてもありがたいことでした。

この時間は、時計を見たわけではなかったのですが、もうすでに日は暮れていることがわかりました。

そのため両親やきょうだいと少し話したあと帰宅を促し、夫にはだいぶ負担をかけてしまうけどいくつかお願い事をしました。

夫はわたしより一足先に子どもに会いに行くことができたそうです。

もともと、子どもを夫に一番に抱っこさせたいと思っており、この初めての面会時には未熟児であったため抱っこは叶わなかったけども、一番に会わせられたことは唯一よかったことだったかな…と思っています。

帝王切開後のはじめての夜

夫は面会時間ぎりぎりまでそばにいてくれ、とても心強かったです。

夫が帰宅し、寝なくては…寝なくては…と思いながらもなかなか寝付けず、結局夜は熟眠はできませんでした。

看護師さんにあとから聞いたところ、私自身は全くその感覚はなかったのですが、夜中の3時と4時は眠れていたようです。

術後であることと、産後で身体が急な変化をしていたからでしょうか…それに加えて術後に足につけられた血栓予防の機械が本当に煩わしく眠れませんでした。

気が付いたら気を失って(?!)いて気が付いたら目が覚めていて、寝た感覚はなかったです。

朝が来て

眠れず頭がクリアに働いていませんでしたが、朝6時ころ上司に連絡を取りました。

途中まで夫が連絡してくれていたようですが、急展開で帝王切開になったことや常位胎盤早期剝離であったことは伝わっていなかったようです。

その連絡のまま、抱えていた業務の細かな引継ぎをしました。

このとき、上司がフォローしてくださり本当に本当に助かりました。

正直、まだ呂律がしっかりしていなく話しづらかったのですが…笑

夜間帯の看護師さんが天使に見えた

看護師さんにいろいろ夜中に気にかけていただき、自分を情けなく思いつつも、看護師さんのやさしさが本当に身に染みてありがたく感じました。

なんでそんなに優しいんですか…?」と思わず聞いてしまいました。

妊婦だったけど、毎日くたくたになるまで働いて疲れていたところ、急な出産になって、当時しっかりしなきゃと思って、そうしているつもりだったけど今思えば本当に疲れていたのかもしれません。

この経験から、今までより人に対して丁寧に優しくあろうと思うようになりました。

つづきは③に書いていこうと思います。

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